五泉青年会議所(五泉JC) 平成26年度6月例会事業報告

 去る平成26年6月15日、早出川の太川橋河川敷において、『ふるさと稚魚放流物語Episode2~えっ!何で俺なんすか?~』を開催しました。参加した幼児~小学生の子ども達は、JA新潟みらい わくわくみらい倶楽部(敬称略)の参加者も含めて総勢66人(さらに保護者を含めると113人)に上りました。予定では50人程と見込んでいましたので、予想を上回る子ども達に参加頂いた事になります。本当にありがとうございました。

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開会式が終了した後には、まず保護者も含めた参加者によって、クリーン作戦を行いました。クリーン作戦は去年も同じ場所で行いましたが、その時にも多数のゴミを参加者に拾って頂いた訳であります。しかし、1年経過しても、やはり同等レベルのゴミが収集される結果となりました。

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クリーン作戦終了後には、さけ・ます増殖施設 阿賀野川漁業協同組合連合会(敬称略)の協力の下、メインの事業であるヤマメの稚魚放流を行いました。バケツ一つにつき、5~6匹のヤマメを入れ、子ども達はそれを持って早出川にて放流を行っておりました。

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そして、特設したプールを2個用意し、ニジマスの掴み取りも並行して行いましたが、こちらはサブ事業として、希望者に参加してもらったものであります。ヤマメを放流した後に、さらに魚を実際に掴み取りし、生き物と触れ合ってもらおうということでありました。この日はお昼に近付くにつれて気温が上昇する日でありましたので、涼を取る等の目的もあったのか、大盛況であり、子ども達はとても楽しんでいたようであります。

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また、共催ということで、JA新潟みらい わくわくみらい倶楽部に、子ども達へ焼きソバを提供して頂きました。クリーン作戦で汗を流し、ヤマメの稚魚放流で自然に親しみ、掴み取りで生き物に触れた子ども達は、美味しい焼きソバを食して疲れを癒して頂けたかと考えます。

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野外での例会事業は、天候とニラメッコするようなものでありますが、外でしか体験できないことも多くあります。普段の日常は、家と学校への移動の繰り返し、遊ぶ時は家でTVゲームがほとんどであり、外出する機会、自然に親しむ機会が限られている……と、世間で言われている現代の子ども達が、JCの例会事業などを通じて、様々な経験をし、良い青年・大人へと成長していく。その一助になれれば、本事業の意味は十分にあるのではないか……と、考えます。

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最後に、本事業を実施した青少年育成委員会委員長 渡辺賢介の所見を載せ、五泉青年会議所(五泉JC)平成26年度6月例会『ふるさと稚魚放流物語Episode2~えっ!何で俺なんすか?~』事業報告を締めさせて頂きます。

 

 今回の6月例会は、昨年からの継続事業で実績があったので、準備段階から特に問題なく進める事が出来ました。
 動員も予定より多く集める事が出来、結果としては成功だと思います。
 只内容としては、イベントを行うだけだった感じが個人的にはしました。
 参加した子供達に、川や魚の事を学びとれるような楽しいだけでなく、何か得る事が出来る要素があってもよかったなと思いました。
 事業事体はとても良い事業なので、この事も踏まえて次年度以降も継続して欲しいと思います。

平成26年7月8日 青少年育成委員会委員長 渡辺賢介